幽霊の葬式

No.0174

幽霊を亡き者に

最近思うんですが、科学やインターネットの進歩によって、とうとう、やっと、「オカルト」の存在がやばくなってきたのではないかと思っております。

UFOだって幽霊だって、ググッて「根拠」を発見しないと信じれない時代。
幽霊や妖怪の類ももはや過去の遺産。
今までは「先祖を敬う」や「子供の躾」などに利用され、生活とともに歩んできた幽霊や妖怪でしたが、ファンタジー小説のモンスターと変わらない存在になっていくでしょう。
人工物としてのゾンビが流行ったのも、幽霊の真実味が減ったからでは?と推測します。

そんな、現実としての幽霊の衰退を決定づけるために、幽霊の葬式を開きましょう。
正確に言うと、幽霊の「いない宣言」です。

だいたい、幽霊なんて我々にとって「恐怖」の原因にしかなりません。
暗い夜道が怖いのも幽霊なんか知ってるからです。

臆病な僕としては、「幽霊は死にました。」というニュースを早く聞きたいと思っております。