「反省」を広告出稿する現代版「さらし首」
「あなた反省してるの!?」
そうやって怒られること、よくありますよね。
私はよくあります。
でも、「反省の色」みたいなものを誇示するのって自己満足になりかねませんよね。
肩を落としてみせたり、ため息ついたり、正座して鼻をすすってみたり、逆に被害者を申し訳なくさせることが「反省」の目的になってしまうことがよくある気がします。
「反省」って、もっと面白くみせた方がいいんじゃないでしょうか?
反省している本人が身を削って恥ずかしい思いをして「反省の色」をカタチにする。
それを見ている被害者が笑って楽しんで、相手を許すことができる。
そんな「反省」ができたら素敵ですよね。
というわけで、今回の企画は「生首サイネージ」です。
これは現代版の「さらし首」です。
反省していることを示したい人は、各地に設置された専用のサイネージディスプレイに自分の顔写真(生首)を掲載し、醜態を晒すことができます。
ディスプレイには顔写真と罪状が明記されます。
その姿はまるで「さらし首」にあった生首そのもの。
また、生首の掲載には「広告料」としてお金が発生します。
これは他のデジタルサイネージと同様に、場所によって値段も変わります。
例えば人通りの多い「渋谷スクランブル交差点」や「新宿アルタ前」に設置されたディスプレイだと¥100,000/日ぐらいするでしょうし、逆に地方の国道沿いなどでは¥3,000/日ぐらいかもしれません。
これは「反省の度合い」を伝える上でとても役立ちます。
例えば不祥事を起こした芸能人なら都心の大通りに掲載するでしょうし、婚約中に浮気がバレて大変なことになった一般男性なんかは誠意を見せるために給料3ヶ月分のさらし首をすることでしょう。
まさに、生首のデジタルサイネージ。
これは見た目も相当にシュールで面白いですし、被害者はそれを楽しんでインスタにアップすることも可能です。反省している人に申し訳なくなるより、おもしろがれるところがポイントでしょう。
反省したいことがたくさんある皆さん。
「生首サイネージ」いかがでしょう。
著:シャニカマ(奴隷)