一蘭風美容室

No.0138

美容師さんと話も顔も合わせなくていい美容室

わたしは美容室が苦手です。

昔は電話を掛けて予約することすらできなくて困っていたのですが、最近はネットから予約できるので重宝しています。

ただ、それでも解決できない課題が。
例えば、以下です。

・おしゃれな美容室へ行く服がない
・おしゃれな美容室に来ている他の客に見られたくない
・おしゃれな美容師さんに合わせる顔がない
・おしゃれな美容師さんに話しかけられたくない

お金を払って髪を切りにいって気をつかって疲れるというのも変な話です。

美容室へ行きたくなさすぎて、スキンヘッドか伸ばしっぱなしの長髪にしようという衝動が定期的に湧きおこるのですが、スキンヘッドも長髪も手入れが大変らしく、これまた疲れてしまいそうですね。

先週の週末も美容室へ予約なしで飛びこんでみようと思ったのですが直前で億劫になり、近くの「一蘭」でとんこつラーメンを食べることに。そこで、ふと考えました。

ご存じかとは思いますが、一蘭のカウンター席は両側がついたてで仕切られており、他の客の視線が気になりません。目の前にもすだれが下ろされ、店員さんの顔も見えない仕組みになっています。いわゆる「味集中カウンター」と呼ばれるやつですね。

そこで、この一蘭の「味集中カウンター」の構造をヒントにした美容室をぜひ、どなたかつくってください。一蘭の関係者の方、新たな事業展開としていかがでしょうか。

席の三面がすだれで囲まれ、一面が鏡。すだれに開けられたスリットから美容師さんが手とハサミだけを出して髪を切ってくれるシステムです。

これで他の客の視線も気にならず、美容師さんも必要最低限のコトバしか発しないようにすれば、話を合わせる必要も顔を合わせる必要もなくなります。人見知りの方や失恋した方にとっては特に助かるのではないでしょうか。

もしよければ、本当につくった際には、以下のコピーもご自由にお使いください。

それでは。