根拠はないけど、おもしろそうな企画の窓口
企画書をつくっているとき、出ちゃったものを腸内へ逆流させているような気分になるときが、たまにあります。特にアイデアが先に思いつき、そこに企画背景やら予測効果やらを後付けで書いている場合です。
そういえば、子どもの頃に秘密基地をみんなで夢中になってつくったときには、企画背景も予測効果もありませんでした。もし、分厚い企画書で「秘密基地をつくろう」と誘われていたら、話を聞くことなくエロ本探しを続けていたと思います。
笑いを説明したら、笑えなくなる。理屈じゃないから、おもしろい。やってみないとおもしろいかどうかわからないからワクワクする。もちろん、すべてではありませんが、そんなこともあるのではないでしょうか。
そこで、予算が潤沢な大企業のみなさん、ぜひ「知らんけど窓口」を企業向けにつくってください。「絶対におもしろいから一緒にやってみましょうよ、知らんけど」と、企画背景だとか予測効果だとかはもちろん、企画書すらないアイデアを鼻くそをほじりながら投げつけられる窓口です。
大企業になればなるほど、周囲の企業には「実は一緒にやりたかったけど、突拍子がなさすぎて言いだせなかった企画」が数多く眠り、凝りかたまっているのではないかと思います。そんなチャレンジ企画をほじり起こし、ほんのすこしだけ柔軟に取りいれてみると、今までになかったような可能性が新たに生まれるかもしれません。
もしよければ、本当にやってみる際には、以下のコピーもご自由にお使いください。
それでは。