まちがえる電話

No.0147

たまに、まちがい電話がかかってくるサービス

先日、見知らぬ番号から電話がかかってきました。

いつもなら無視してしまうのですが、そのときはなんとなく出てみることに。「お世話になっております。バッグ・クロージャーの件なんですが」と、見知らぬ男性が一方的に話しはじめました。

結局、まちがい電話だったわけですが、日常から非日常に引きずりこまれたような。なんというか「村上春樹」っぽい感じで、妙に新鮮でした。まちがい電話をかけてきた方も「すみません」と謝りつつ、なんだか楽しそうだったのは気のせいでしょうか。

昔は、同じおばあちゃんからまちがい電話が何度もかかってきて、「だから、わたしは山野じゃありませんって」と嘆くなんてこともありましたが、最近ではまったくありません。番号をスマホに登録しているので、当たり前といえば当たり前なのですが、よく考えたら少し寂しいような気もします。

そこで、まちがい電話フリークのニーズを叶えるために、ランダムなタイミングでまったく別人に電話がかかってしまうサービスをどなたかつくってくれませんか。

メンバーとして事前に番号を登録しておくと、他のメンバーからまちがい電話がたまに着信。逆に自分がまちがえる側に回ることも。お互いの番号は知らせることなく、まちがいを起こしあえる仕組みです。

やっぱり、まちがいから始まることもあるかもしれませんし、まちがいからでしか始まらないこともあるかもしれませんからね。

もしよければ、本当につくる際には、以下のコピーもご自由にお使いください。

それでは。