「エッチ」にこそ紳士の“エチケット”を
手が濡れてしまった時、サッとハンカチを差し出す。
乾燥するシーズンにはリップクリームを常備。
汗ばむ季節には制汗シート。
デートには「エチケット」を守る様々なアイテムが存在します。
なのに、その後の『エッチ』には無いじゃないか!
いや、本当はあるんでしょうけど。
保健体育でも習ってこなかったし、専門家も教えてくれる師匠もいませんでした。
だから今も、どこかで、誰かが、恥をかいているんです。
私も「脱がし方が雑ッ!」と怒られた経験が3回あります。
でも習ってないものは仕方がありません。
そんな僕らに「これさえあれば大丈夫」という、エッチのエチケットを守るアイテムが詰まった袋、「えっちケット袋」があればいいと思うんです。
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言わば防災グッズが一式入った「防災非常袋」のエッチ版みたいなもの。
その袋さえ持ち歩いていれば、いざと言う時「なんてエッチケットのある殿方なの…!」と羨望の眼差しを浴びるに違いありません。
無い知恵と経験を駆使して中身を考えてみました。
「コンドーム」
これは最低限必要ですよね。
持ってない奴は「エチケット」どころか「倫理観」を疑われてしまいます。
「ウェットティッシュ」
情事を終えたあとは色々と汚れてしまうもの。
普通のティッシュじゃ取れない汚れも、ウェットティッシュ1枚あると全然違いますよね。
「ミント系のガム」
口の中が気持ち悪くなることだってありますよね、パートナーには言えなくても。
そう言う時の「お口直し」にガムがあったら嬉しいはずです。
すごくいい感じですね。
これならドン・◯ホーテも取り扱ってくれそうです。
もっと女性目線に立って、最高のおもてなしアイテムを入れてみましょう。
「ゴム手袋(オペ用)」
エッチはしたい、気持ちよくなりたい、でも触られるのはイヤ!
そんなこともあるかもしれませんから、うすくてピタッと張り付くオペ用の手袋なんていいんじゃないでしょうか。
「尿瓶(しびん)」
エッチが終わったあと、抱き合って眠る2人。
そんな時に尿意を催してしまっても、相手を起こすことなくその場で用をたすことができます。
「ピンチハンガー(洗濯バサミがたくさんついたやつ)」
脱いだパンツとか靴下とか、忽然と姿を消すじゃないですか。
素っ裸でウロウロ探すほど惨めなものはないので、ちゃんと近くに洗濯バサミで止めておけば便利だと思うんです。
汚れたら洗って干しておけるし。
どうでしょう、全国の男性各位。
これさえあればあなたも夜の紳士に仲間入りですよ。
自分の名前でやるの恥ずかしいんで、誰かやってください。
著:シャニカマ(奴隷)