長い間制作を続けていた「社名入り封筒」が、ついに完成しました。
なんだか妙なテクスチャー。
封を開けた内側はピンク色。
一見するとモチーフが何だかわかりづらいこの封筒ですが、
実はこれ、人間の皮膚で出来た封筒なのです。
近くで見ると、きめ細やか~な”肌”感
開けると骨が見えます。
もちろん!
本当に人の皮膚を剥いでひとつひとつ手作りしているわけではありません!
その名も「人間封筒」。
人肌柄の封筒です。
人間封筒ができるまで
今回人間封筒を作るにあたって、3人のモデルさんにご協力頂きました。
巨乳女子大生のカミムラさんに、
白人の美人さんと、
スタイル抜群な黒人の方にもお越しいただきました!
三大人種が集まっての撮影!豪華です。
そして、撮影に使用したのはこのレンズ。
ものすご~~~く特殊そうに見えるこのレンズ、
”歯科医が口腔内を撮影するためのマクロレンズで、目視以上にシャープに見えるような特殊レンズです。レンズ自体にリングストロボが付属していています。簡単に扱えるように焦点距離と絞りが一緒に動いたり、レンズにISO感度設定リングがついている構造なので、まず構図を決定したら、カメラ側のISO感度と、レンズのISO感度設定リングを使って光量を調整する、という変な使い方をしないとダメなヤツです。”
とのこと。(写真家・金沢康行さん談)
このレンズでぱしゃっと撮ると、ただの手のひらでも…
うおーすげー!
目だとこうなる
そうして、肌を撮影して…
上下の影をレタッチしたり、毛を取り除いたり、肌っぽく見える修正を続けて…
完成した封筒が、こちら。
地球上の三大人種、黄色人種、白色人種、黒色人種の肌を撮影し、大きさ違いで3種類の封筒を制作しました。
また、この封筒、より人肌らしくするために紙にもこだわりまして、独特の吸い付きのある気持ち悪い触り心地となっております。
フリーのイケメンデザイナー角谷充彦さんの「株式会社人間だから、人間の皮で封筒を作ろう!」という素晴らしいご提案から、
モデルの用意、肌の撮影、レタッチ、デザイン、色構成…
こだわりにこだわってこの封筒、
製作期間は実に…9ヶ月!
デザイナーの角谷さん、写真家の金沢さん、肌モデルの3人、印刷屋さんのサンクラールさんのご協力のもと、他に類を見ないプロダクトになりました。
人間は、これまで以上に人間らしい暖かみをもって、みなさんに文書をお届けすることができるようになりました。
封筒ならいくらでもあるので、みなさん、一緒に仕事して下さい!
今回の制作では没になりましたが、今回の撮影でGカップのカミムラさんに「谷間撮らせて!」とお願いすると、快くOKしてくれました。
なんだこの図…。
ちなみに試作案がこちら
今回は使えなかったけど、いつか作品づくりに使用したいですね!
【企画・ディレクション】 山根淳・花岡洋一
【企画・デザイン】 角谷充彦
【撮影】 金沢康行
【撮影協力】 上村美紗貴 ほか
【印刷協力】 有限会社 サンクラール