かとうちあきです。2023年1月から株式会社人間に入社しました。入社以来「なんで人間?」と意外そうな声を聞く日々ですが、人間では「牛耳るマネージャー」を名乗りつつ、編集部で編集と管理とたまに翻訳をします。
まずは経歴から。転居は国内外あわせて30回。国公私立、フリースクール、通信に全日、宗教各種といろんな種類の学校に通って、トータル15校。社会へ出てからは、語学学校の講師、留学カウンセラー、広報をしながら不登校と学校外教育に関わって、広告制作会社でクリエイティブ・ディレクター、出版社と新聞社で編集をしました。ここで5社目、個人事業主も継続中です。
人間のことは、数年前に知人に教えてもらいました。でも募集要項を見て、「これは書類審査で落ちる」と応募にすら至らず。
「新しい表現」「個性的なアイデア」「自分としての挑戦」は募集要項らしさを出すためっぽいのでさておき、なくてもいいとはいえ「笑い」なんて書いてある時点で入り口が見えない。
そのタイミングでは「近づかない」の一択でした。
そして、人間編集部の業務委託募集を見つけたのが去年。「なんだ、編集部があったのか」と今度は迷わず応募しました。編集部って存在と人間のオモロ仕事っぷりがリンクしていなかったんですが、人間に編集部があるのはいいなって思いました。なんとなく。
東京勤務からの身の振り方を考えていたころだったので、関西で働く道が見えるかも、な軽い気持ちで業務委託が始まりました。で、「次の予定はないけど、会社を辞める」とトミモトさんに話したら、「転職先の候補に人間は入りませんか」って誘ってもらって。就職に切り替えました。
わたしが人間に混ざったのは、こんな経緯でした。
入社してからは、編集部のはみ出した部分とか人とかを整える、整形係兼お目付け役から始めています。コンテンツの編集とか進行管理とかも。
「笑い」をはじめ「新しい表現」「個性的なアイデア」はないですが、持っている人たちの裏方をしていきます。
あと、人間には出版部をつくりにきています。
本が好きなんです。マンガも好きだし、小説も好き。自宅に1万冊ぐらいの本があるはずですが、最近は電子も増えたので把握できていません。
いろんな種類の文体を読むのが好きなので、プライベートで文学賞を手伝ったり、小説の批評サイトを運営したりしています。書店巡りも好きなので、おすすめがあったら教えてください。
本をつくるっていっても、いろいろありますしね。雑誌もあるし、身近にいるクリエイターたちの本もいいし、ただ手元に置くって本もいい。
なかでも、文芸は進めたい。個人でも翻訳をしているので、海外翻訳の小説や絵本もつくりたい。エッセイも大好物です。
マンガ、作品集、実用書、どこまでも広げられそうです。
本を出したい方は、ぜひわたしまで。人間最初の一冊になるかもです。
では、おしまい。