人を“詰める”ときに贈る“詰め合わせ”
良いものを作ろうとしたり、良い仕事をしようとすると、どうしても部下や同僚への指摘は多くなってしまいます。
そんな時に、言い方がキツくなってしまうと、言われた方は「詰められた」と感じてしまいます。
詰められた、と感じてしまうと、何だかとても悪いことをされたように見えてきます。
本当はよりよくしたいだけなのに、とても勿体ないことです。
では、どうにかして柔らかくフィードバックを伝えましょう。
沢山あっても落ち込まないような、何なら嬉しくなるような方法で。
つまり、フィードバックを「お菓子の詰め合わせ」にすればいいんです。
こんな風に「誤字脱字」とか「既視感」みたいな厳しいフィードバックであっても、中身がお菓子であればそれはれっきとした「贈り物」になります。
実際に糖分は脳のエネルギーになりますから、これから修正や手直しをしなければならない部下へのエールとして実用的な価値も発揮しますよね。
デスクに置いてあるとこんな感じ。
なんだか「詰められた」と言う感覚より、「差し入れしてもらった」みたいな感覚の方が強いかもしれません。
ただ、指摘する機会が多い人、普段から人をよく詰めてしまう人にはより沢山入った“詰め合わせ”が必要になります。
そこで“詰め合わせ”にもランク付をして、「詰め合わせ」「激・詰め合わせ」「鬼・詰め合わせ」みたいに、それぞれ詰める頻度に合わせて選べるようにしましょう。
これさえあれば、誰もが安心して詰められる世の中になり、日本人の生み出すもののクオリティーが上り、本当の意味で「クールジャパン」になる日が来るかもしれません。
著:シャニカマ(奴隷)