マスク口告(コウコク)

No.0235

内側はまだ真っ白、マスクの内側を広告枠に。

新しい生活様式で登場した「マスク」。
外側がおしゃれなマスクはたくさん登場しましたが、ほとんどのマスクの内側は真っ白ではないでしょうか。

マスクの中の真っ白な看板に描けるものとして提案したいのが「口内広告」、すなわち「口告(コウコク)」
人にもっとも近い位置で、視覚、嗅覚、触覚にまでアプローチできる上に、身につけることに抵抗感がない新時代の広告です。

【マスク口告のメリット】
①マスクを付けているときならいつでも見れる、ある意味人に最も密着した広告。
②匂いもつければ、嗅覚的にもアプローチができる。
③外から見れば普通のマスクなので、口内広告を身につけることに抵抗感がない。

このマスク口告を配布することができれば、広告界のダークホースになり得るのではないかと期待しています。

有力候補は清涼系タブレット、唐揚げ屋、アニメ

では、どんな企業が有力か、勝手に妄想してプロトタイプを実際に作ってみました。

まずは「清涼系タブレット(ミンティアとか)」。
マスクの内側にロゴとブランドロゴをつけて、さらにいつでもタブレットを食べられるようにさりげなくリアルなタブレットを貼っておくのはどうでしょう。


(これは上の部分を斜めに梱包することで、取り出しやすく入れやすい工夫を施しています)

頭がすっきりする上、すぐ食べられるので持ち歩きの手間が省けますね。
匂いがやみつきになり、そのうち大きなボトルで購入すること間違いなし。

次は唐揚げ屋。もしも内側に大きな唐揚げがプリントされていて匂いがついていたら、
「唐揚げ食べたい。唐揚げ食べたい。唐揚げ食べたい・・・」
もうこの気持ちでいっぱいになって、もしかしたら何も手がつかないかもしれません。


マスクの上部にはお店へのマップや電話番号を載せておきましょう。
すぐに電話がかかってくると思いますよ。
もちろん、唐揚げ以外も応用がききますね。

ラストは、アニメやマンガキャラ。
今回は初音ミクが応援してくれている画像を使って制作しました。


嫌な会議も「初音ミクが応援してくれているんだから!」と頭の中で唱えて乗り切れそう。
キス顔の画像にして、チューの疑似体験にしても良さそうですね。

「衛生問題が・・・」「口紅つくでしょ!」
そんな声がいろんなところから聴こえてきますね。
実現するには壁がたくさんありますが、
これを乗り越えたらきっと最強の広告になるはずです。

やってみたいマスクの会社の方、ご連絡をお待ちしています。

著:小田切萌