2月になりましたが、明けましておめでとうございます。
株式会社人間に入社してもうすぐ3年になるトミモトリエです。
いつの間にか(暗黙の了解で)人間の年賀状責任者となり、年末になると芋を新聞紙に包んだりする謎の業務で冬休みが削られるパターンが3年続いているのですが、今年はとうとう大晦日まで年賀状の仕込みに追われることになりました…。
今年の人間年賀状企画制作チームは、トミモトリエ、山根シボル、田辺ひゃくいちの3人。
コピーライターが参入したこともあり、アイデア出しから入稿・発送までは例年と比べるとスムーズに進んだのですが、今回は受け取った後の「続き」の仕掛けに苦しむことに…。
今年の年賀状を紹介する前に、まずは過去2年の年賀状を振り返りたいと思います。
過去の人間年賀状
人間年賀状2015
2015年は人間のニュースをまとめた新聞を作り、そのままでは面白くないので生の芋を包んで真空パックにして送ったところ、開封する頃には多くの芋が腐り、苦情が殺到するという想定外の展開で(わざとじゃないんです)話題になりました。
株式会社人間から、芋を包み込んだ新聞型年賀状が届いた。捨てるに捨てれないし、恐くて食べれない。嫌がらせか。 http://t.co/lEVQrlpYpQ
— 山口 博之 (@YAMAGUCHI_H) 2015年1月5日
株式会社人間から年賀状がわりに生の芋が届くといういやがらせを受けました。当たり前のようにカビだらけで腐っており、即、ゴミ箱に捨てました。
— サカモトハルヒコ (@_skmt) 2015年1月5日
芋の入った株式会社人間の年賀状の出来栄えが素晴らしい。新聞のクオリティー高く思わず読みました。今年の大賞ですな。 pic.twitter.com/KYfcbBaB3C
— 草彅洋平_編集者 (@TP_kusanagi) 2015年1月5日
※好意的に受け止めて褒めてくれた人もいました。
人間年賀状2016
2016年は、人間の個展で人気を集めた妖怪ごみあしのコスプレが出来る「妖怪ごみあしコスチューム」と称したただのゴミ袋を送ったところ、実際コスプレをして写真や動画を投稿してくれた人が6~7名現れ、数は微妙ながらもその投稿のクオリティーの高さに驚かされました。
株式会社人間の年賀状すごい… #ごみあし pic.twitter.com/eZBgoKJww7
— ゆりりー😸 (@yulily100) 2016年1月7日
「株式会社人間 」さんから送られてきたので装着してみました。 #ごみあし pic.twitter.com/tkAfwtn8eH
— 川島政晴 (@kawashima_yunta) 2016年1月6日
※無駄にクオリティーの高い動画まで…(ありがとうございます!)
今年も頑張った
こんな感じで、毎年「とんでもないものが送られてきた!」と話題にしてもらえることに喜びを感じているわたしたちですが、年々ハードルが高くなり、そろそろネタ切れなんじゃないかという恐怖と戦いながら、今年も今までにない(と思われる)年賀状を頑張って作りました!!
人間年賀状2017
こちら、某運送会社の「ご不在連絡票」風のデザインですが、ただのパロディネタではありません。
最近みんなの「人間に対する関心が低くなっているのではないか?」という、わたしたちの寂しい想いを込めた「人間への関心の所在を確認するためのご不在連絡票」なのです。
「我々への関心がちょっとご不在ではないかと感じました」
株式会社人間の年賀状がかっこいい。感謝 pic.twitter.com/aZmbcHMTVO— 谷口マサト (@chakuriki) 2017年1月10日
今年頂いた年賀状。何の疑いもなく電話しようとした所で気が付いた。株式会社人間さん、有難うございました! #大阪 pic.twitter.com/UN5mnBTcK6
— Kazuyuki Sunohara (@shin_deshi) 2017年1月6日
実は、年賀状本体は別にあり、再配達連絡先へ電話をかけることで、人間への関心度を確かめ、本当の年賀状を受け取るための次のミッションへと進む仕組みになっています。
はい!ここまで読んでハッとした方、多いのではないでしょうか…?
今回「本物の不在票だと思って騙された!」というコメントは多かったのですが、そこで終わってしまっている人が多く、電話をかけて次のミッションへ進んだ人は、542通送ったうちの92人でした(2月1日時点)。
「面倒だからやらない」という人も多いとは思いますが、電話をかけるということに気付いていなかった方!この先の内容を読む前に、今すぐ電話して下さい!
年賀状は受け取っていないけど、やってみたい!という人も以下からどうぞ。
【再配達受付番号】
050-6861-3800
※電話代がかかります
【株式会社人間LINE@】
※年賀状ミッションは2月末で終了します
人間への関心を示して本当の年賀状を手に入れよう
以下、ネタバレになります。
再配達自動受付の電話番号に電話をかけると、社領エミの声で自動音声ガイドが流れ、人間への関心を確かめるために、まずは人間の公式LINE@に登録するように促されます。

LINE@に登録すると、人間の資本金額や、新しく入ったコピーライターの名前など、人間への関心があれば簡単にわかる問題が次々と飛んで来ます(チャットで正解をコメントすることで次の問題に進めます)。

昨年人間に入社したコピーライターを当てる問題。正しく答えると次の問題が飛んで来ます。

全ての問題に正解すると、最終的に、セブンイレブンのマルチコピー機で使える「ネットプリント」のプリント予約番号がクーポンコードとして配布されます。

とてつもなく面倒な展開。しかもクーポンには期限があります。
そうです。
人間への愛の証として、わざわざセブンイレブンに行き、自分でお金を払ってプリントアウトしてくれるかどうかが試されるのです。
ちなみに、本当の年賀状を受け取るところまで進んだ人は19人でした(2月1日時点)。
ただし、これだけでは終わりません。

わざわざ年賀状をプリントアウトしてくれた愛のある方には、「お年玉抽選会」に参加するキーワードが与えられ、当選するとプレゼントが贈られるのです!!
ちなみに当選確率は50%です。ハズレても恨まないでね。
当選者へのプレゼントは、社領エミが覚えたばかりの手法でひとつひとつ丁寧に梱包しました。中身は開けてからのお楽しみです(中身はちゃんとしたものです)。
まとめと反省

ご不在連絡票型年賀状が印刷会社から届いた時のご不在連絡票(本物)
今回の年賀状を通してわかったことは
大半の人は面倒なことはやらないけど、6分の1くらいの人はLINE@を登録してくれる
(LINE@を登録してくれた人数:92人/542通送ったうち)
人間のためにお金を払ってくれる人は19人しかいない
(わざわざコンビニに行きお金を払って年賀状を印刷してくれた人数:19人/542通送ったうち)
そんな愛のある人もプレゼントの抽選にハズレると怒る
ということです。
基本的に、人間年賀状のネタを考える時の必須項目として
①予測不可能なもの
②迷惑なもの(許してもらえる範囲で嫌がらせをする)
③最終的に「面白い」と言ってSNSに投稿してもらえるもの
④株式会社人間に関心を持ってもらえるもの
という4つの軸で考えています。
人間らしさという意味では「許してもらえる範囲での嫌がらせ」という部分が大変重要なのですが、今年の年賀状は「人間に関心を持ってもらえるもの」という点で上手くいったのではないかと思います。
LINE@を駆使して、ちゃんとSNSも使いこなせるWeb制作会社っぽいところもアピールしてみました。
LINE@は、今回の年賀状の「手法」として使いたいがためにアカウントを作ったのですが、せっかくなので今後も運用して上手く利用したいと思います。
本当の年賀状(活動報告)
最後に受け取る「本当の年賀状」は、印刷した一部の人だけが見れる「極秘資料」として発行したため、売上高や外注比率といった生々し過ぎるデータも掲載していたのですが、せっかくなので、ここまで読んでくれた方にも一部を公開します(生々しいデータは抜きました)。
おまけ
1月5日放送のKBC九州朝日放送「アサデス。」という番組で、面白い年賀状として取り上げられました。
今まで思いっきり定形外のものを送っていたため、送料がアホみたいに高くなっていたのですが、今年は定形郵便として82円で送れてラッキー!…と思いきや、合計金額が44,444円という不吉な数字に…。
ということで、今年もお仕事お待ちしております。