5月24〜25日、新世界の街中を使ったデザイン&アートイベント「ツムテンカクEX.」で、株式会社人間とクロネコキューブ主催の謎解きゲーム「博士の異常なモテモテ人体実験」を実施しました。
「博士の異常なモテモテ人体実験」は、とある博士が発明した、身につけると通常の700倍モテモテになってしまうという「モテ機」の人体実験被験者となった参加者が、”スーパーモテモテ状態”のまま街中を回遊し、美男美女にナンパされたり、ラブレターをもらったりしながら、モテ機を完成させるための謎を解いていくという、参加型ハプニング謎解きゲームです。
一般的な謎解きゲームと違って、突然モテモテになってしまうという「非現実感」を楽しんでもらうことに重点を置いているため、参加者にも「演じる」ことが求められます。何も知らずに参加した人はさぞ驚くことでしょう。突然発生するモテイベントでストーリーが展開するという、謎解きとフラッシュモブを掛け合わせた、街を舞台にしたショー・アトラクションのようなものでもあります。
まずは受付でモテ機を装着
受付開始と同時にモテモテ人体実験被験者の行列が…
晴天に恵まれた「ツムテンカクEX.」当日。開始前から「モテモテ人体実験」の受付前にはモテモテになりたい被験者希望の行列が…!
研究員のお姉さんに説明を受けて、早速「モテ機」を装着します。
これが、通常の700倍モテモテになるという夢のようなマシーン
今回の被験者のミッションは、このモテ機のパワーをMAXにして「高嶺の花」を惚れさせること。しかし、この状態ではまだモテ機のパワーが弱いため、街中の謎を解いてモテパワーを集める必要があります。とにかくモテればモテるほどモテパワーは強くなるらしい。
ここに来るとモテるらしい…
まずは、「大きな丸い魚のもとへ向かえ」という博士にもらったヒントを元に、ずぼらやの看板の近くへ行くと…
突然イケメンに声をかけられ、ラブレターをもらう被験者
まだパワーは弱いとはいえ、モテ機の効果は凄い。開始3分でモテた。
街中に隠された謎を探す
新世界の街全域に謎とヒントが隠されている
モテればモテるほどストーリーが進み、新たな謎が舞い降りて来ます。街中に隠されたヒントを探して、モテ機を完成させるために頑張る被験者たち。
親子の参加者も多かった
日曜日は小学生の参加者も多く、小学生の女子が大人に口説かれるという、PTA的にあまりよろしくない光景がチラホラ見られ、子供のうちにこんなモテモテ体験をしてしまうと歪んだ大人になってしまうのではないか…と、余計な心配までしてしまいましたが、本人達はまんざらでもない表情でモテを楽しんでいた様子。
ちなみに、謎の難易度は「中」に設定したつもりでしたが、謎解き初体験の方が多かったようで、研究員として街中に立っていた私は何度もヒントを求められました。
とにかくモテてモテてモテまくる
チャラ男くんたちにナンパされたり…
ロリータ娘に「おにぃちゃん…」と呼ばれたり…
小悪魔に色気で迫られたり…
上目遣いで見つめられたり…
真面目に一目惚れされたり…
取り合いになったり…
いろんなタイプの男女にドラマや漫画でありそうなシチュエーションでモテまくります。
高嶺の花の元へ…
ラスボス登場
モテパワーがMAXになると高嶺の花を落とすことに挑戦できるのですが、これは一筋縄ではいかなそう。
高嶺の花を落としにかかる挑戦者たち
しかし、モテ機を完成させ、攻略法も手に入れた被験者たちは、こんな高嶺の花も一瞬で落とせてしまうのです。
「なんて美しい人なんだ…」
「こんな気持ちはじめて…」と、女性が女性の高嶺の花を落とす場面も…
これでモテ機は完成!…と思いきや!?
…この後どうなるのかは、ご想像におまかせします。
みんなモテたい
今回の謎解きイベントは、企画とストーリー制作及びツールのデザインを弊社が担当し、謎解きの仕組みをクロネコキューブが担当したコラボイベントでした。株式会社人間としては、初の謎解きイベント。しかも、企画立案が約1ヶ月前という、かなりタイトなスケジュールで強行的に行われたため、チラシが刷り上がったのも10日前…。正直お客さんが来るのか不安でした。
しかし、ふたを開けてみれば、472人もの方にご参加いただき、大盛況!みんなが、モテモテの世界を楽しんでくれている様子も伝わってきました。クリアした参加者が、わざわざ受付に戻って来て「本当に楽しかったです!第二弾楽しみにしています!」なんて言ってくれたりして…「やって良かった」と、主催側も満足できるイベントとなりました。
[参加者の声]
モテモテ人体実験、いってきたー!モテてモテて仕方が無かった!具体的にはイケメンに言い寄られt文字数
— 台所用品たわし (@tawashi_de_5454) 2014, 5月 25
モテモテ人体実験クリアしました。
これは、ハズい。
あと、クリア時の現実の引き戻され感が半端ない
— きゅうた (@lmkyuta) 2014, 5月 25
モテモテ人体実験完了!700倍モテるって言われてたけど、普段0やから∞倍モテたやないかーい( ゚д゚) 慣れてないから照れるわコノヤロー( ゚д゚)
※人体実験自体は大変楽しかったです。
— ぷりくん (@purikun) 2014, 5月 25
モテモテ人体実験ヤバい。平常心が削り取られて謎解きどころじゃない。落ち着くために入った串カツ屋で一杯入れちゃったので更にそれどころじゃない。
— もち (@mochi131) 2014, 5月 24
モテモテ人体実験面白かった!しかし、もっとモテたかった!と思いが残ったので、他の被験者を見つけては「超ステキ!」とか言いながら帰った。明日はもっとみんながモテモテになれば良い。
— hirakichi (@surhira) 2014, 5月 24
人体実験終了。オーラ出なくなったわー
モテ期終わったわー
— アルファ (@PLUS_Alpha) 2014, 5月 25
最後に
ご協力いただいた新世界の店舗様、キャストの皆様、運営チームの皆様、ツムテンカクスタッフの皆様、そして被験者として参加いただいたモルモットの皆様、本当にありがとうございました。
誰もが「モテモテになりたい!」という願望を持っているはず。「モテ機」はみんなに夢と希望を与えるすばらしいマシーンであるということを確信しました。
きっと、今回の実験によってパワーアップしたモテ機を使える日が、また来るのではないかと思います。
ね、博士?
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株式会社人間×クロネコキューブpresents
まちなかハプニング謎解きゲーム「博士の異常なモテモテ人体実験」
【日時】 2014/5/24(土)・5/25(日)11:00~18:00
【会場】 新世界一帯
【参加費】 当日券:1,000円 / 前売券:900円
【動員数】 472人
【企画・運営】 株式会社人間/クロネコキューブ株式会社
【スタッフ】
ディレクション:花岡洋一(株式会社人間)
脚本:山根シボル(株式会社人間)・トミモトリエ(株式会社人間)・喜多亮介(クロネコキューブ)
デザイン:山根シボル(株式会社人間)・トミモトリエ(株式会社人間)
イラスト:社領エミ(株式会社人間)
謎考案:喜多亮介(クロネコキューブ)
キャスティング:花岡洋一(株式会社人間)
記録:安藤朋子
協力:ましろん(やおよろズ)・小林由佳・劇団子供鉅人・ツムテンカク・なにわ小町・炭焼ホルモン 七福・DRINK&MEAL DEN・EN・串かつ ひろたか屋・韓国居酒屋 晴 -ハレル-・新世界ルナストリート
【キャスト】
[高嶺の花]松岡ありさ・山本拓平・長谷川摩耶
[博士]山根シボル(株式会社人間)・南淳
[惚れる男]黒住尚生・服部亮治・高市 章平・吉田奨・山本大樹・大澤利麗・キムラソウタ・山下智大
[惚れる女]小林由佳・上田幸恵子・島田彩・中村絵美・戸川沙也華・まりえ先生(やおよろズ)・田中こずえ・うさぎ・きらかおり
[研究員]今吉真未・山本真理子・金山健太郎・向後史朗・鈴木有美・山口哲夫・石原健
〈順不同〉