HAL大阪「アホ科」新設


公開日2024/03
担当企画 / コンセプト設計 / デザイン / コピー / グラフィック制作

新時代を切り開くクリエイターを輩出する学科「アホ科」を新設

専門学校HAL大阪のエイプリルフールイベントとして、実在しない学科「アホ科」のオープンキャンパスを企画しました。
実施当日は、各業界で活躍する、トップクラスにアホな特別講師を招いた授業を開催。カプセルトイで進路を決める「進路相談ガチャ※」や誰でも常識破りになれるフォトスポット「常識破りの穴」など、現地での体験コンテンツも企画・制作しました。

なぜ「アホ科」なのか?

各業界にクリエーターを輩出するHAL大阪は、「クリエーターに必要な力を学べる学校」だと伝えたいと考えていました。
「クリエーターに必要な力はなにか?」という疑問に同校と弊社が向き合ったところ、偉大なクリエーターたちは固定概念を疑い、「非常識」で「無謀」なことに挑戦し続けてきたと気づきました。そして関西では、そんな挑戦者たちを「アホ」という言葉でツッコみ、賞賛します。
アホとは、新時代を切り開くクリエーターに必要なスキルでもあるのです。

ウェブサイト

思わず「アホか!」とツッコミをいれたくなることを意識してウェブサイトを制作。
ツッコミで破壊されたHAL大阪の校舎をキービジュアルに採用したり、ツッコミにより飛ばされる先生を無駄に配置したりするなど、「そんなアホな!」と言わざるをえないウェブサイトにしました。

校舎にツッコミをいれているのは、同校卒業生である弊社・花岡の学生時代の担任です。

アホ科新設記念 オープンキャンパス

HAL大阪に興味のある高校生に「アホ力(あほりょく)」を鍛えてもらうため、役者によるアホな学科説明会や、トップクリエーターによる特別授業を行ないました。

学科説明会

オープニングの学科説明会では、無駄に壮大なBGMと派手な演技で、クリエーターにとって「アホ力」がいかに大事かを、無駄に「もっともらしく」説明しました。

 

授業① ホラーテクノロジー専攻「呪われるデザイン」 講師:頓花聖太郎

ホラー体験を専門に手がける株式会社闇から、頓花聖太郎先生が人を恐怖に陥れる「呪い」のつくり方を教える授業。実際に「呪物」を取り扱い、悲鳴をあげる参加者が続出。

 

授業② アイアンハート専攻「すべる授業」 講師:株式会社人間

HAL大阪の卒業生を代表して、弊社代表の2人も授業を行ないました。
授業内容は、ウケることより圧倒的に多くを学べる「スベる」ことを恐れない、アイアンハートをつくるための精神論です。

すべった時に出る守備技「恥ずかシールド」

 

授業③ 陰キャ哲学専攻「人間=虫」 講師:はなお

陰キャ代表として自然派ニートYouTuber・はなお先生による、やりたいことをやるために必要な、「あえて自分を粗末にする哲学」をテーマに学ぶ授業。

「人間=虫」という謎の方程式

体験コンテンツ

進路相談ガチャ※

自分の将来を5秒で占える爆速進路相談

 

ローリング・アホ力・マシーン

「アホか!」というツッコミを完全自動化した装置

 

常識破りの穴

誰でも「常識破り」になれるフォトスポット

※「ガチャ」は株式会社タカラトミーアーツの登録商標です

 

掲載実績

ABCテレビ『おはよう朝日です』(2024/04/04)

クレジット

Client: 専門学校 HAL大阪
Creative Director: 山根シボル(人間)
Planner: 山根シボル(人間)、岡シャニカマ(人間)
Art Director: 松尾聡(人間)
Copywriter: 岡シャニカマ(人間)
Designer: 松尾聡(人間)
Web Engineer: 河本裕介(人間)
Director: 岡シャニカマ(人間)
Photographer: 井上嘉和(井上写真事務所)
Cast: 藤原麻里菜(無駄)、頓花聖太郎(闇)、はなお、益山貴司
Casting: UUUM株式会社
Model: 増田浩之、川上健太、川野麻衣子
Producer: 花岡(人間)