“芸人”をモチーフにした変なようかん
大阪・関西万博とその先を見据え、関西の和菓子屋や洋菓子屋、高校などがあたらしい大阪みやげを共創するプロジェクト「大阪ええYOKAN(ようかん)」のシリーズ第2弾として“芸人”をモチーフにした変なようかん「コメディアン」を商品開発しました。
コンセプト
大阪という街では世界でも珍しいほど「笑い」の価値が高く、人それぞれが笑いの個性を持っています。そんな大阪の「笑い」のエッセンスを大阪みやげとして持ち帰っていただけないかと、見た目にワクワク、食べてニコニコ、思わずクスッとしてしまうようなユニークなようかんを目指しました。
どこでも「笑い」が生まれる場所に変えてしまう芸人のようなお菓子を目指し「コメディ+アン=コメディアン」というネーミングになりました。アン=餡=ようかんの象徴という意味を込めています。
商品紹介
「あん」の人懐っこい甘さを芯に持ちながら、漫才のように予測がつかないフレーバーや展開のある味わい。思わず「なんでやねん」と言いたくなるユニークなようかんです。
いつもカシスしか頼まない茶畑 by髙山堂/1個270円(税込)
王道である抹茶のふくよかな香りのようかんに、 あえて甘酸っぱいカシスようかんの組み合わせ。軽そうに見えて根はしっかりしている、茶畑はそういう奴です。
無駄に透明感がある橘 by髙山堂/1個270円(税込)
きれいに透き通った2層の錦玉羹は、シャインマスカットとキウイフルーツの組み合わせ。コメディアンとしては必要ないくらいの爽やかさ、橘はそういう奴です。
じぶんに甘いじぶんが好きな桃山 by髙山堂/1個270円(税込)
白桃の風味が甘くジューシーなピンク一色のようかん。なんだかんだ言っても自分の甘さが一番好き、桃山はそういう奴です。
南国育ちに見られがちな辰巳 by吉乃屋 松原/1個270円(税込)
ドラゴンフルーツの鮮やかな赤色と水玉のように浮かぶつぶつぶのタネがおしゃれ。南国育ちのようで大阪府松原市生まれ、辰巳はそういう奴です。
全部パッションで片づける雷田 by吉乃屋 松原/1個270円(税込)
トロピカルなパッションフルーツとライチのようかんの瑞々しい組み合わせ。何はともあれ最後はパッションで押し通す、雷田はそういう奴です。
甘酸っぱい話に目がない市子 by大阪本家 駿河屋/1個 270円(税込)
フレッシュな甘酸っぱさが香るフランポワーズようかんとほんのり白ワインようかんの組み合わせ。いつも他人の甘酸っぱさばかり気にしている、市子はそういう奴です。
遠慮せずレモンをかける墨田 by 大阪本家 駿河屋/1個270円(税込)
さわやかなレモン風味のようかんと竹墨入りようかんで虎柄みたいな組み合わせ。細かいことは気にしないし遠慮しない、墨田はそういう奴です。
制作物
パッケージ
コメディアンのパッケージデザインを担当。
パッケージに穴を開けて、商品の一番の特徴である、棒部分の顔が見える仕様にしました。
ブース
大丸梅田店で行われた催事販売(2024年7月31日~8月6日)のブースデザインを担当。
コメディアンの巨大パネルや、デジタルサイネージ映像を制作しました。
掲載実績
読売新聞『「芸人」ようかん売り出し 大丸梅田店「コメディアン」6日まで』
クレジット
Creative Director: 山根シボル(人間)
Designer: 山岡拓磨(人間)
Copywriter: 山根シボル(人間)
Director: 山根シボル(人間)
Photographer: 前田和泉(Rgraph)
Planner: 山根シボル(人間)
Producer: 竹本洋平(髙山堂)
PR:はまだみか(人間)
Printing: 株式会社第一紙行
Product development : 髙山堂・御菓子司 吉乃屋 松原・大阪本家 駿河屋