それでは、さようなラジオ


公開日2025/4/19

世界の終わりの日までリクエストを読み続けるラジオ

体験型アートイベント「シダレミュージアム2025 エモい展」にて、アート作品「それでは、さようなラジオ」
を制作しました。
エモい展とは、「エモい(=心にグッときて頭から離れなくなる)」をテーマとした体験型アートイベントです。
展示期間は2025年4月19日(土)〜11月24日(月・祝)、場所は自然体感展望台 六甲枝垂れにて開催されました。

それでは、さようなラジオ

<コンセプト>
不運にも世界の終わりが確定し、人類が迎えた最終日。謎のラジオ局FM315が突如開局し、最後のメールテーマ『世界が終わる日に聴きたい曲は?』へのメッセージを募集する。
AIパーソナリティ「THE エンドウ」は、リスナーのスマホから送られる投稿に共感し、生成された音声で語りかけ、「さようなら」の一言をそっと添える。その放送はいつしか「さようなラジオ」と呼ばれるようになった。 

<解説>
「エモい」という展示テーマから、山根が個人的に抱いている2大エモ「世界の終わり」と「ラジオ」を組み合わせた作品を企画しました。
展示されているQRコードからリクエストサイトを開き、リクエストテーマである『世界が終わる日に聴きたい曲は?』の投稿をすると、即座にAIパーソナリティ「THE エンドウ」が気持ちのこもった返答を返してくれます。
これで、いつ世界の終わりが来ようとも最後までラジオを聴くことができます。

会場では「リクエストカード」での投稿も募集し、3,000枚以上もの投稿が寄せられている。(7/30現在)

壁に貼りきれなくなった「リクエストカード」はアルバムに移される

さよならの予兆

ラジオの横には、世界が終わる象徴として「さよならの予兆」という不穏な空気を漂わせた像が座っています
この「さよならの予兆」は、それ自身が世界を終わらせるわけではなく、猫背で、目を閉じ、ラジオを聞きながら終わりゆく世界をただ待っているだけの存在です。

この作品は、彫刻作家 笹井南海氏に制作していただきました。



クレジット

Creative Director: 山根シボル(人間)
Art Director: 松尾聡(人間)
Designer: 松尾聡(人間)
Planner: 山根シボル(人間)
Engineer: 河本裕介(人間)
Director: 武藤崇史(人間)
Control Panel Fabrication: 株式会社ジューコー
Object Production: 笹井南海
Narration: VOICEVOX Nemo